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エレベーターなし5階建て団地に住む高齢者の暮らし|設備改善利用のすすめ

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団地&集合住宅問題
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エレベーター無しの5階、4階の高層団地に長く住んでいる間に皆さん年を重ねて高齢者になっていきます。

10年前にひょこひょこ昇れた階段も手すりにつかまってやっと上がれる方もいれば、すでに足腰が悪く、人の助けがなければ家から出れず引きこもってしまうお年寄りもいらっしゃいます。

特に古い団地は天井が低いので1階1階の階段が割と急勾配なんですね・・・。

足腰が丈夫な方なら1日1度の買い物で階段を昇り降りするのはよい運動になります。が、足腰が悪い高齢者のかたには一番住みにくい住宅になります。

建て直しになれば今後は確実にエレベーターは付くのですが、今現在建て直しの予定もない場合、高齢の方は「どう暮らしていけばいいのか」悩むところです。

公営住宅には高齢者向けの「設備改善」という嬉しい制度もありますので利用してみてください。

今回は「エレベーターなしの5階建て団地の上階に住む高齢者問題」についてお話していきます。

階段の歩行がままならないときは思い切って引越しも考えなくてはいけません。

古い団地ですと建替えもありますが、建替え告知があってから少なくとも3~5年はかかりますのでご家族で話し合ってみてください。

 

 

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エレベーターなし5階建て団地住まいの高齢者向け設備改善の利用

都営住宅、市営住宅などの公営住宅では65才以上の入居者は部屋内の設備改善を利用できます。

URなどの公団住宅では60才以上の方が対象です。ご自身で歩行が可能であれば設備改善してもらえるだけでも住みやすくなりますね^^

交換は無償ですよ。ただし家賃の延滞がある場合は支払うまで申し込みできませんのでご注意ください。

詳しくは各市町村又はUR都市機構など管轄の団体にお尋ねください。

玄関ドアノブとロックチェーンをレバー式に交換

高齢者はひねる力が弱ってくるため、力を使わないレバー式に交換してもらえます。

内側のドアロックチェーンもお年寄りには難しくなってきますので、片手でもパタンと横に倒すだけでよいダブルロックドアガードに交換してもらえます。

浴室の1枚ドアを折り戸に交換

お風呂の1枚ドアは古い団地ですと中開きが多いので、浴室内で万が一のことがあったときに家族がドアを開けようとしても引っかかってしまい危険です。

2枚または3枚の中折れ戸に交換してもらえばそのような心配もなくなります。高齢者ご本人も軽いアルミドアなので力要らずで開け閉めできます。下の画像のような軽いドアではなく重たいガラスサッシのドアのお宅もあります。

軽量の中折れ戸なら開いても広いので安心ですね。

お風呂の床には滑り止めになる風呂床マットをおすすめします。転倒は一番危険ですから、

滑らない!冷たくない!浴室床シート(マット)を置くだけおすすめはこちら

 

浴室とトイレに手すりを設置

浴室は滑りやすい上に立ったり座ったり、お年寄りが体調を崩しやすい場所でもあるので、お風呂の手すりは助かりますね。

 

トイレも同じく高齢者は足ったり座ったりが大変で、体調も崩しやすい場所ですので手すりはありがたいです。

 

お風呂もトイレも前方と側面の2か所に手すりを設置してもらえます。

緊急連絡用装置付き玄関インターフォンの設置

部屋内から緊急ボタンを押すと、あらかじめ登録しておいた人に通知があります。

*聴覚障害者の方には「回転灯」も付けてくれます。

他にもガス漏れ警報器、玄関付近の照明増設などがあります。

建物の構造上設置できない場合もあります。

どこまで実施してくれるかも対象者の状況によって変わります。

最低でもドアノブ、ドアロック、風呂ドアは確実にしてもらえます。他の事項は対象者の状況により決定されます。

足腰や体調が悪くて歩行困難な高齢者の場合

自立歩行が可能な高齢者なら、階段の上り下りも運動の一つと思えばいつまでも元気でいられますが、自分では歩行困難な場合、杖や車いす使用だった場合、階段は最も危険な場所です。

人の助けがなくては外にでることもできないです。介護認定されてればヘルパーさんにお願いして外に出ることになりますので、自分が好きなときに行きたいところへ・・・は難しいです。

まずは、管轄の公社に「1階に移ることは可能かどうか」「エレベーター付きの団地に移ることは可能かどうか」尋ねてみてください。

私の周りの方の状況を見てなのですが、1階に移るよりもエレベーター付きに移れる確率の方が高いです。1階は中々空きがないそうです。

家族やヘルパーさんの手助けが充分受けられない時やひとり暮らしの場合

家族も付きっ切りというわけにもいかないので、エレベーターがない団地は体の悪い高齢者や体の弱いひとり暮らしの高齢者が住まうには難しい建物になります。

その場合は最終的に引っ越しを考えたほうがよさそうです。今はバリアフリーのアパートも数多くありますし、団地でも比較的新しい建物は当然エレベーターもありますし、バリアフリーになっている団地も建っています。

うちの団地でも足腰が弱ったひとり暮らしの高齢者はほぼほぼお子さんの所へ越して行かれます。

とにかく体が弱い強いにかかわらず高齢者の方は今後のことも考えてエレベーター付き、または1階の段差のないアパート、マンション、平屋に引っ越しすることも考えてみてほしいです。

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エレベーターなし5階建て団地に住む高齢者の暮らし|設備改善利用と引越しのすすめまとめ

高齢化社会の今、住宅問題も真剣に考えないといけませんね。足腰が弱くなっている高齢者に階段は無理になってきますから、シニア世代に突入したら将来のことも見据えて住まいも考え直さないといけないです(´;ω;`)

団地は狭いのでコンパクトなウォーターサーバーがあれば重たい水も運ばなくてすみます。

お湯も出るので暖かい飲み物はガスを使わず安全です

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