公営住宅でも飼いやすいインコの種類
オウム目インコ科に分類される鳥である、インコ。
色鮮やかな外見の美しさと、小ささからペットとしても人気のインコですが、その種類は300種以上存在すると言われています。
種類によりそれぞれ性格や特徴などは異なるので、どういったインコを飼いたいのか、予め考えておくとぴったりな種類をお迎えしやすいでしょう。
一般的に飼いやすいと言われているインコの代表格がセキセイインコです。
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他には手をかけることで懐いてくれるボタンインコや、穏やかな性格のオカメインコもペットとしては人気です。
インコの習性と飼うときに必要なもの
まずは飼う前にインコの習性を知っておきましょう。
先にしっておいたほうがインコとの生活もスムーズに始められます。
インコの習性
インコは人間のように、規則正しい生活を好みます。
毎日の生活パターンはほぼ同じでないと体調を崩してしまうこともありますので、飼い主が気をつけてあげましょう。
また普段は静かにのんびりと過ごすインコも、急に大きな声を上げることがあります。
群れで生活する習性を持つインコなので、寂しくて鳴くこともしばしば。
ずっと放置せず構ってあげるか、インコをもう一匹お迎えしてあげるのが良い環境づくりに繋がります。
初めてインコを飼うときに必要なもの
ハムスターやうさぎと同じようにインコも初期費用や月にかかる費用は安いほうです。
それも飼いやすいメリットですね。
インコのお部屋となるケージと、その底に敷く木製チップなどの床材、中に設置する餌皿や水です。
放し飼いをされる方も稀にいますが、お留守番時の安全性などを考えるとやはりケージはあった方が良いです。
また適切な温度管理も大事になるため、温度計や、冬の時期には温めるためのヒーターなども用意しましょう。
とまり木や巣箱、その他の玩具などインコの性格に合わせて設置してあげましょう。
インコの寒さ対策はビニールで~インコは寒いのが苦手
インコの過ごしやすい温度は、25度前後です。
まだひなの頃でしたらこれよりも+5度ほど高くて構いませんし、7歳以上のシニアになってもそれは同じです。
加えて病気などで弱っているときにも、30度くらいのやや暖かめにしてあげるのが望ましいです。
インコは寒さに弱く寿命にも関係してきますので、冬場はかご内を暖かくしてあげる必要があります。
自作のカバーでも構いませんが密閉状態にならないように気をつけてください。
専用カバーも売ってます。
インコのえさは主食のほかに副食も必要?
インコはシードとペレットを主食とします。
どちらかを与えても構いませんし、両方でももちろん大丈夫です。
主食以外には、野菜を与えてビタミンを補います。
理想的な栄養素の詰まったものが小松菜といわれていて、ほかは人参やブロッコリーなどが好ましいです。
副食としてビタミン剤をあげてもいいです。
インコのトイレのしつけは必要?
従順な性格のインコであればがトイレを覚えてくれることもあります。
教え方は簡単で、そろそろ排出するだろうなという時間に、トイレに連れていくだけ。
上手くできたらおやつなどのご褒美をあげてほめます。
この繰り返しを、根気良く行うことで成功率が上がっていきます。
インコの寿命を長くするための注意点
インコの寿命は種類によって違いがあり、長生きするものは50年ほどとも言われています。
飼いやすいと言われている種類で言えば、セキセイインコなどの小さな個体では5〜10年程度、オカメインコでは15から20年ほどです。
いずれにしてもハムスターなどに比べたら長生きします。
ただし長生きしてもらうためにはやはり注意することがあります。
日頃から日光浴をきちんとさせてあげたり、糞をチェックするなどして健康管理に気を使ってあげることが、長生きへの秘訣となります。
静かな小動物なら暗黙の了解で飼っている団地のペット実情の記事です
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